VRChatでアバターが見えない・簡略表示になるときの確認順

アバターが通常と違って見えるときは、最初に「一人だけ」「全員」「利用中のアバターだけ」のどこで起きているかを分けます。戻る場所は、表示設定、端末対応、通信、作成者側で異なります。

  • 全端末
  • Avatar
  • Troubleshooting
公開
2026.07.21
更新
2026.08.01
読了
症状により異なる
執筆
VRChatニュース&ガイド編集部
一人だけ、全員、利用中のアバターだけの三つに分け、表示設定、端末対応、通信、作成者側へ戻る図
アバターが通常と違って見える範囲から、表示設定・端末対応・通信・作成者側の確認先を分ける図。図:株式会社ライバー編集部制作

灰色のロボット、灰色のダイヤ、Impostor、Fallback、Error Botは同じ原因ではありません。見た目を暗記するより、症状の範囲と表示理由を順に見ます。

起きている範囲最初に見る場所利用者側でできること次の確認先
一人だけ灰色・非表示対象ユーザーのAvatar DisplayとSafetyUse Safety Settings/Show Avatarを選ぶ性能制限・端末対応
距離や人数で灰色のダイヤAvatar Culling距離・人数による非表示を見直す表示負荷の設定
Impostor・Fallback端末対応・Performance代替表示の理由を見るアバター作者・別アバター
全員がError Bot・読み込めない通信・ダウンロード公式ステータスと接続を確認VRChatサポート
利用中の自作アバターだけ失敗アップロード・Security Checks別の既知アバターへ戻す作成者向け公式情報

一人だけか、全員か、利用中のアバターだけかを分ける

一人だけ違って見える場合は、その利用者に対する表示設定、アバターの性能、利用端末への対応を見ます。

複数人または全員が同時にError Botや読み込み失敗になる場合は、個別のShow Avatarではなく、通信、ダウンロード、クライアントの状態へ戻ります。

利用中の自作・購入アバターだけ切り替えられない場合は、閲覧者側ではなく、アバターのアップロードや作成者側の問題を見ます。

一人だけ表示設定・性能・端末対応
全員通信・ダウンロード・クライアント
利用中のアバターだけアップロード・作成者側

灰色の代替表示はSafety・非表示・性能制限を見る

灰色のロボットのような代替表示は、複数の理由で使われます。

  • Safe ModeまたはSafety設定で表示が抑えられている
  • 対象ユーザーのアバターを手動で非表示にした
  • Performance Rankやダウンロードサイズの条件で表示が抑えられている
  • Content Gatingで表示が制限されている
  • アバターがまだダウンロード・読み込み中

対象ユーザーのAvatar DisplayでUse Safety SettingsまたはShow Avatarを選ぶと、手動非表示や一部のSafety・性能制限を上書きできます。

ただし、利用端末向けのアバターデータがない場合や、モバイルで強制的に削除される構成要素までは、Show Avatarで復元できません。

灰色のダイヤはAvatar Cullingを見る

利用者が灰色のダイヤで表示される場合は、Avatar Cullingを最初に見ます。

Avatar Cullingは、距離や表示人数に応じて、遠い利用者や多人数のアバターを簡略化・非表示にし、動作負荷を抑える仕組みです。近くの一人だけを見たい場合は、対象ユーザーの表示を個別に上書きできます。

全員のAvatar Cullingを外すと動作が重くなる場合があります。必要な範囲だけ見直します。

Impostor・Fallbackは端末対応と軽量表示を見る

ImpostorとFallbackは、故障を示す表示とは限りません。

  • Impostorは、元のアバターの代わりに表示する自動生成の軽量な姿
  • Fallbackは、元のアバターを表示できない場合に使う、全対応端末向けの代替アバター

利用端末向けのアバターデータがない場合、Performance Rankやファイルサイズの設定で元の姿を表示しない場合に使われます。

性能制限が理由なら、Show Avatarで元の姿を表示できる場合があります。端末向けデータが存在しない場合は、Show Avatarを選んでも代替表示のままです。作成者が利用端末向けの版をアップロードする必要があります。

PC・Meta Quest・PICO・スマホの入口の違いは、VRChatの始め方で確認できます。

Error Botや全員の読み込み失敗は通信へ戻る

Error Botは、キャッシュ、接続、インストールなどの問題でアバターを読み込めない場合に表示されます。

一人だけなら、そのアバター固有のエラーの可能性があります。複数の利用者、ワールド、アバターが同時に読み込めない場合は、次を見ます。

  1. VRChat公式ステータスでSocial・Networking・APIの障害がないか
  2. 新しいワールドやアバターだけダウンロードできないか
  3. 利用端末の通信を変えても同じか
  4. VRChat公式の接続トラブル手順を行ったか

アプリの再インストールは最初の操作にせず、公式サポートの接続・起動手順を行った後の確認にします。

Security Checks Failedは作成者側で確認する

利用中のアバターのサムネイルが灰色になり、Security Checks Failedと表示されて切り替えられない場合は、VRChatのサーバー側安全確認に通っていません。

これは通常の閲覧者側Safety設定では直せません。別の既知アバターへ戻り、アバターの作成者または販売元が次を確認します。

  • 最新のVRChat SDKを使っているか
  • アップロード時にプロジェクトを特殊に変更するツールがないか
  • メモリなどの上限を大きく超えていないか
  • テスト版でも同じエラーになるか

購入したアバターで発生した場合は、販売元の更新情報を確認します。利用者側でUnity修正を行う手順までは本記事で扱いません。

アバターを別の姿へ変える場合は、VRChatでアバターを変える方法へ進んでください。