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フルトラはどの方式を選ぶ?Base Station・IMU・カメラ補正の違い

フルトラの測り方には、部屋へ固定した基準から位置を測るLighthouse、身体に付けたセンサーで向きと動きを測るIMU、一般カメラと身体のマーカーで位置を測る方式があります。

製品によっては一つだけを使わず、光学で位置を戻し、IMUで動きを追い続けます。Opsens+は、Webカメラで胸・腰・左右太もも・左右足首の位置を補正し、同じ6部位のIMUで動きをつなぐ光学×IMU方式です。

公開
2026.07.09
更新
2026.08.19
読了
5分
執筆・編集
株式会社ライバー Opsens事業担当
Base Station、身体に付けるIMUセンサー、IMUとカメラ補正を使うフルトラ方式の違い
Base StationIMUIMU+カメラ補正
画像:株式会社ライバー編集部制作

Lighthouseは部屋の基準から位置を測る

VIVE Tracker 3.0は、部屋の壁や高い場所へ固定したSteamVR Base Stationからの信号を基準に、身体に付けたトラッカーが自分の位置を測ります。

実際の足や腰の位置を長時間保ちやすく、ダンス、撮影、パフォーマンスなど、位置の安定を重視する使い方に向いています。VIVE Tracker 3.0はSteamVR Base Stationに対応し、フルトラでは3個以上のトラッカーが推奨されています。

Base Stationを固定する場所と電源、身体に付けるトラッカー、装着用ベルトなどが必要です。これから一式をそろえる場合は、部屋の準備と購入金額も大きくなります。

IMUは身体に付けたセンサーで向きと動きを測る

IMU方式は、身体に付けたセンサーで向きや動きを測り、ソフトウェアが全身の姿勢を計算します。

壁や高い場所へBase Stationを固定せず、机や布団で身体の一部が隠れても動きを続けやすい方式です。長く遊ぶ間に、実際の身体とアバターの向きが少しずつ合わなくなることがあり、このずれは「ドリフト」と呼ばれます。HaritoraX 2も9軸IMUを使い、身体がカメラから隠れても動作できることや、地磁気によって回転方向のずれを抑える仕組みを案内しています。

各Opsensorは単4電池1本で400時間以上動作するため、6個のセンサーを頻繁に充電する手間を減らせます。4万円前後からIMUフルトラを始めるなら、39,999円で長時間使えるHaritoraX 2も選べます。

一般カメラとマーカーは身体の位置を測る

カメラ補正は、IMUとは別に全身を動かす方式ではありません。IMUで全身を動かしながら、カメラが身体の目印を見つけたとき、その位置情報を使ってずれを直します。

光学×IMUは、位置を戻しながら動きをつなぐ

Opsens+では、胸、腰、左右太もも、左右足首の6個のOpsensorが身体の向きと動きを追います。6点のマーカーがWebカメラへ映ると、その部位の位置を戻します。

身体や脚でマーカーが隠れた間もIMUの動きは続き、再び映ると位置を補正できます。Opsens Studio ver.1.4.0では、光学とIMU、姿勢補正、校正、機器管理を一つのアプリで扱います。

HaritoraX 2では、Add-on Rを追加すると、赤外線カメラが身体に付けた反射プレートを読み取り、ずれを自動補正します。反射プレートが見えない間はIMUで動き、再びカメラに映ると位置が補正されます。

HaritoraX 2本体とAdd-on Rは合計59,899円、Opsens+は54,780円で、製品価格ではOpsens+が5,119円低くなります。

Opsens+のカメラ補正には一般的なWebカメラを使えるため、すでに持っているWebカメラをそのまま利用できます。Add-on Rは専用の赤外線カメラがセットになっています。

すでにHaritoraX 2を持っている場合はAdd-on Rを追加できます。これから一式を選ぶ場合は、光学で位置を戻し、6個のIMUで細かな動きを追いながら、単4電池で長時間使えるOpsens+がおすすめです。

使い方に合わせて選ぶ

重視すること向いている構成
光学で位置を戻し、6個のIMUで細かな動きを追いながら、単4電池で長時間使いたいOpsens+
ダンスや撮影で位置の安定を最優先したいVIVE Tracker 3.0+Base Station
4万円前後でIMUフルトラを始めたいHaritoraX 2
IMUのずれをカメラで直したい新しく一式を選ぶならOpsens+、HaritoraX 2を持っているならAdd-on Rを追加

新しくフルトラ一式を選ぶ場合は、光学で位置を戻し、6個のIMUで動きをつなぐOpsens+がおすすめです。すでにHaritoraX 2を使っている場合は、Add-on Rを追加することで現在の機材を生かせます。

VIVE Tracker 3.0は、部屋へ位置の基準を固定できる人に向いています。HaritoraX 2はBase Stationを固定せず、4万円前後から始めたい人に向いています。Add-on Rを追加すると、IMUの動きを保ったまま赤外線カメラによる自動補正を利用できます。

Opsens+は、Opsens Studio ver.1.4.0で光学とIMU、姿勢補正、校正、機器管理を一つのアプリから扱えます。各Opsensorは単4電池1本で400時間以上動作し、VIVE Tracker用Base Stationを壁や高い場所へ固定する必要もありません。

位置の決まりやすさと動きのつながりを両立したい人に向いています。

運営:株式会社ライバーlivestreamers.co.jp)/ 発行:ソーシャルVRニュース&ガイド編集部