壁に、赤、緑、青、白の光る面が等間隔で並んでいます。床は水に浸っていて、色がそのまま縦に伸びて映っています。
Meekifurさんが制作したVRChatのワールド「A Saturated Memory」です。2026年6月27日に公開され、2026年8月27日時点で累計229,624人が訪れています。
ワールド概要
- 公開:2026年6月27日から公開中(終了期限なし)
- 制作者:Meekifurさん
- 定員:48人(制作者の推奨は24人)
- 対応端末:未確認(VRChat内のワールドページに表示されます)
- 公式ワールドページ:https://vrchat.com/home/world/wrld_c0d90de9-a22e-47c3-902f-9bf1cb62e9fa
- ネタバレ:本記事は公式サムネイル2点の範囲だけを扱っています
誰もいない場所の写真が、なぜか気になる
人のいない廊下、閉店後のショッピングモール、夜のプール。通り過ぎるためだけに作られた場所を撮った写真が、見た人に懐かしさと落ち着かなさを同時に起こすことがあります。こうした空間には呼び名があって、リミナルスペースと言います。
Meekifurさんがこのワールドに付けているタグは、liminal(リミナル)、poolroom(プールルーム)、pool(プール)、water(水)。ジャンルと素材だけが並んでいます。説明文も一行だけです。
Every forgotten moment lingers somewhere
忘れられた瞬間は、どこかに残り続ける。ゲームの説明も、ギミックの遊び方も、順路の案内もありません。
公開の2日後に、床が水になった
公式サムネイルは2点あります。どちらもタイル張りの通路で、色の違う光る面が等間隔に並ぶ構図です。

VRChat公式APIのファイル履歴を遡ると、この1点目が6月26日、いま出ている2点目が6月28日の登録でした。つまり、公開の2日後に差し替えられています。
1点目は床が濡れている状態、2点目は床が水に浸っている状態。さざ波の分だけ、色が揺れます。タグに water が入っていることを思い出すと、差し替えの向きははっきりしています。水があったほうが、この場所は正しく見える——そう読める入れ替えです。
見比べると、変わっているのは床だけではありません。2点目は天井のタイルまで色が回り込んでいて、通路の断面全体が染まっています。奥は両方とも暗いままで、どこまで続いているかは分かりません。光っている面と、その先の暗がりという組み合わせが、2点に共通しています。
アバターにも、その色が乗る
制作者が付けたタグには、もうひとつ vrclightvolumes があります。
これはRED_SIMさんが無料で公開している照明の仕組み(VRC Light Volumes)です。公式ドキュメントには、静止した地形だけでなく、アバターやプロップなど動いているものも照らすと書かれています。
赤い光の面の前に立てば、アバターの側にも赤が乗る。緑の前へ移れば緑になる。壁の色を選んで立ち位置を決めるという撮り方ができる場所、ということです。実際にどう見えるかは、使っているアバターのシェーダーによって変わります。
白い光の面の前で撮るか、緑と赤の境目に立つか。同じ通路でも、一歩動くだけで写真の色が変わります。
定員は48人、制作者の推奨は24人
ワールドの定員は48人です。そのうえで、制作者は推奨人数を24人に設定しています。
写真を撮る場所としては、人が写り込まない静かなインスタンスのほうが向いています。フレンドと2〜3人で入り、光の面をひとつずつ移動しながら撮る。そのくらいの人数で成立する広さです。
6月27日にPublicへ。2か月で229,624人
公開の経緯も公式APIに残っています。日本時間の6月27日2時48分にCommunity Labsへ出て、同じ日の10時57分にPublicへ上がりました。VRChatの審査を通ったワールドに付く system_approved のタグも付いています。
そこから2か月で229,624人。単純に日数で割ると、1日あたりおよそ3,800人という計算になります(実際の増え方は測っていません)。
参考までに、株式会社ライバー編集部が発見層で集めている193ワールド(2026年8月27日時点)の中で見ると、この累計訪問数は11番目に多い数字です。VRChat全体での順位ではありません。
行き方
VRChat内の検索欄に「A Saturated Memory」と入れると出てきます。公式ワールドページのURLは冒頭の囲みに載せています。
対応端末(PC/Android)は、株式会社ライバー編集部では確認できていません。VRChat内のワールドページに対応端末が表示されるので、そこを見てください。
深夜に一人で入るか、フレンドを誘って入るか。同じ通路でも、たぶん撮れる写真が変わります。
