名前の上も、プロフィールの中も新しく——「VRChat 2026.3.1」正式公開、アプリ内バグ報告も追加

フレンドへ近づいたとき、最初に目へ入る頭上の名前。プロフィールを開いたとき、相手の自己紹介やグループを探す画面。その二つが、通常版のVRChatでも新しくなりました。

公開
2026.08.15
VRChat 2026.3.1の新しいユーザープロフィール
プロフィールは、画像と主要情報を大きく見せる構成へ。オープンベータで見ていた画面が、正式版へ入りました。
画像:VRChat公式

「VRChat 2026.3.1」が2026年8月12日に正式公開されました。オープンベータで試されていたユーザープロフィール、ネームプレート、Profile Decorationsが通常版へ入り、Quick Menuからログつきのバグ報告を送れる機能も加わっています。

見た目の刷新だけではありません。絵文字とステッカーの表示、カメラの白黒フィルター、フレンドを見つけやすい区分、ワールド同期の信頼性まで、毎日の操作に触れる変更がまとまった大型アップデートです。

アップデート概要

  • バージョン:VRChat 2026.3.1
  • 公開日:2026年8月12日
  • Build:1885
  • 状態:正式版/Live
  • 主な変更:プロフィール、ネームプレート、Profile Decorations
  • 追加:アプリ内バグ報告、SDF絵文字・ステッカー、カメラフィルター
  • 改善:フレンド表示、Props、VRCObjectSync、読み込み・メモリ
  • Android Mobile:イベントカレンダーなどの修正

新しいプロフィールとネームプレートが通常版へ

2026.3.1の中心は、ユーザープロフィールとネームプレートです。

プロフィールでは、自己紹介、グループ、バッジなどを追いやすい配置へ再構成。頭上のネームプレートは、閉じた状態と展開した状態で見せる情報が整理されました。プロフィールアイコンとProfile Decorationsも、日常の画面で見かける機会が増えていきます。

変更前の小さな情報枠が並ぶ画面から、相手の画像と主要情報へ視線を置きやすい画面へ。好みは分かれそうですが、VRChatはDeveloper Updateで、正式公開後もフィードバックを受けてデザインを調整していく方針を示しています。

変更前のVRChatユーザープロフィール
変更前のユーザープロフィール。情報は複数の小さな枠へ分かれていました。画像:VRChat公式
VRChat 2026.3.1の新プロフィール
2026.3.1の新プロフィール。プロフィール画像と主要情報が、画面上部へ大きくまとまっています。画像:VRChat公式
VRChat 2026.3.1の閉じた新ネームプレート
新しい閉じたネームプレート。プロフィールアイコンを含め、頭上で見える情報の置き方が変わりました。画像:VRChat公式
VRChat 2026.3.1の展開した新ネームプレート
展開した状態では、ステータスやグループなど、相手を知る情報がまとまって表示されます。画像:VRChat公式

不具合を見つけたら、Quick Menuからそのまま報告

今回、実用面で大きいのがアプリ内バグ報告です。

Quick Menu右上のReportボタンから「Bug Report」を選ぶと、不具合をCannyへ送れます。クライアントのログファイルも自動で添付できるため、何が起きたかを言葉だけで説明するより、開発側へ状況を渡しやすくなりました。

いつも使う画面の中に報告入口ができたことで、「どのページから送ればよいか」を探す手間は減りそうです。ただし、他の利用者への迷惑行為を報告する入口と、ソフトウェアの不具合を送る入口は役割が違います。今回増えたのは、クライアントのバグ報告です。

VRChat 2026.3.1のリリースノート
2026.3.1のリリースノートには、Quick MenuからログつきのBug Reportを送れる新機能が記載されています。画像:VRChat公式

絵文字は遠くからくっきり、カメラには白黒と“Dog Vision”

絵文字とステッカーには、Signed Distance Fields(SDF)を使う表示処理が入りました。

輪郭に向く画像をGPU側で判定し、距離や角度が変わってもエッジを保ちやすくします。公式は、読みやすさと性能の両方を改善し、Androidでも遠くから見た絵文字のギザつきを抑えると説明しています。

カメラには白黒フィルターが追加され、色フィルター設定には「Dog Vision」も登場しました。プロフィールの大改修に比べると小さく見えますが、写真を撮る人には、まず触ってみたくなる変更です。

フレンドを探しやすく、Propsを管理しやすく

Socialタブの「In Instance」「Recently Seen」、Quick Menuの「Here」には、フレンドだけをまとめた区分が加わりました。人の多いインスタンスで、知っている顔を探すときに役立ちます。

インスタンス作成者は、特定のPropsを出せないようにするProp Abilitiesを利用可能に。VRCObjectSyncも、動いたオブジェクトの最終位置を参加者間でそろえる信頼性が改善されています。

ほかにも、インスタンス読み込み速度、画像キャッシュ、メモリ、通知音、ショップのアクセサリー表示など、細かな修正が多く含まれています。大きな見た目の変更を入口にしながら、遊んでいる途中の引っかかりも減らしていく更新です。

オープンベータの記事を読み返し、正式版で変わった画面を見てみよう

7月30日の記事では、正式公開前のプロフィールとネームプレートを、変更前後の画像で紹介しました。今回の記事は、その機能が通常版へ入った後の新しいニュースです。

VRChatを更新したら、フレンドのプロフィールを一つ開いてみましょう。名前の上とプロフィールの中、その両方で「いつものVRChat」が少し違って見えるはずです。

VRChat 2026.3.1の公式リリースノートを読む

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